平安遷都以来、紋章上絵は専門の業(なりわい)としてその技術は代々継承されてきましたが、時代の移り変わりに従い、一家の家紋による紋章の正確さが漸次失われてきました。
紋章上絵師は、紋という緻密な絵柄を描く繊細な仕事です。現在4590種の家紋があると言われ、組み合わせも入れますと億を超えるとも言われております。紋章上絵職人は基本の型が頭に入っており、その手は分度器さながらです。
植物や器物をはじめ天文、文字、動物などをモチーフにしたこの意匠は世界的にもグッドデザインと賞賛されています。
私どもは伝統ある手描き紋章の粋を全て活用し、京都なればこそという技術を活かし、京紋章上絵発展のために新しい視点で伝統ある家紋を守っていきたいと考えております。
京都紋章工芸協同組合会員 京都家紋の古我 古我忠久
- [ 2015年1月28日(水)〜2月2日(月) ]
- 東京 京都館にて「家紋手描き体験」(要予約)
お問い合わせは 075-811-8364 まで
公式Webサイトを公開しました。